| 基礎練習のメニュー |
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1.呼吸法 |
| ■「腹式呼吸」?■ |
| ■チェック・ポイント■ |
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・いい姿勢を保っている(いい呼吸の大前提)。特に、猫背にならずに胸部を自然に持ち上げ、同時に、背中を反らない。 ・息を吸う時も吐く時も、体や首がリラックスしている。 ・息を吸った時にふくらむのは、みぞおちの辺り(上腹部)だ。(下腹部がふくらむのではない。) ・息を吸った時、胸部も少し自然に拡がる。 ・息を吐いている間も、みぞおちの辺りは膨らんだままで、むしろ突き出るような時もある。 |
| ■良い呼吸のための3原則■ |
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●一つ目は、身体全体、特に、お腹や首をリラックスさせること。 横隔膜を下げると、その下にある内臓(主に胃)が押されてお腹がふくらむわけですが、お腹が硬くなっていると、それができずに横隔膜を動かすことができません。 特に、いはゆる「腹筋」(お腹の正面の鍛えると「割れる」ところ、正確には「腹直筋」)を硬直させないようにしましょう。 お腹はリラックスして、やわらかくしておくことが、いい呼吸の第一歩です。 (身体全体のリラックスについて、より詳しくは、上級編「リラックス」の項へ) |
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●二つ目は、"O(オー)"ののど、あくびののどで吸う(吐く)こと。 「オー」というつもりで、そののどで息を吸ってみてください。のどが開き、自然にお腹の深くに息を吸えると思います。 あくびする時ののどをイメージするのもとても良いです。 のどを開いて吸えたら、吐くときもその状態のまま、のどを開いたまま吐くようにしましょう。 これが自然にできるようになったら、のどの「前」だけでなく「後ろ側」も開いていることを感じながら呼吸できるとなお良いです!(のどの後ろ側は特に高音に関わっていきますので。) |
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●三つ目は、背中下部に吸うこと。 お腹はリラックスしたまま、背中下部に吸うようにします。 背中下部というのは、もう少し正確に言うと、背中の下のほうの、肋骨の一番下と腰骨との間の部分のことです。 この部分に息を落とすように吸うと、横隔膜が正しく動きますし、みぞおちが膨らみ、自然に胸部も拡がります。 ただ、注意しなければならないのは、リラックスを忘れないことです。どこかに力を入れて無理やり膨らませようとしたりすると、逆効果にしかなりません。 自然に、柔軟なまま身体を使うよう心がけましょう。 |
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2.唇をほぐす(ウォーム・アップ) |
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(1) 「ブルブル」 「ブルブル」という言葉は私が勝手に使っている言葉なのですが、唇全体をブルブルと震わせることです。 唇を軽く閉じて、息を出し、唇全体を震わせます。 この時意識することは、息を深く吸えているか、唇がほぐれてきたか、の2点です。 ポイントは、あまり強い息ではなく、ソフトな息で長く続くようにやることです。 強い息でやってしまうと、強い大きな音しか出ない硬い唇になってしまいます。それでは意味がありませんね。ソフトに、一息でできるだけ長く続けるようにやってみて下さい。 ソフトな息にも唇が反応できるようになるまで、呼吸をチェックしながら、続けます。 何秒続けられたか、毎日記録を作るつもりでやってみましょう。30秒続くといいですね。 |
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(2) マウスピース 次に、マウスピースで音を出します。 まずおことわりしておきたいことがあります。マウスピースの練習については、「やらないほうがいい」「意味がない」という考え方もあります。私自身、そのような意見を持っていた時期もありましたから、その意見の理由も理解できます。 しかし、その後の経験によって、練習のしかたや目的によっては、マウスピースの練習はいい結果(唇の柔軟性、マウスピースの圧力の軽減、音程などに対して)をもたらすことがある、と今は考えています。 ですから、ここでもマウスピースの練習を取り入れることにします。 ■注意■ マウスピースの練習には、注意しなければならないことがあります。 それは、無理に音を出そうとしないこと、楽器をつけた時に近い抵抗を作って練習すること、ノーアタックでやること、です。 ●無理に音を出そうとしない● マウスピースだけで音を出す時は、楽器をつけた時とは抵抗が違いますので、音が出にくくなる人が多いと思いますが、無理に音を出さないように気をつけましょう。 唇を無理やり締め付けたり、マウスピースを強く押し当てたりしては練習の意味がなくなってしまいます。 もし音が出なくても、それより大事なことは、息がスムーズに出せているか、マウスピースを押し付けていないかです。 →特にウォーム・アップ時は、初めは息の音だけで音にならなくても全く構いません。だんだん音になるまでの時間が短くなれば大丈夫です。あくまでも、第一に息がしっかり流れることが大事です。(こんな感じでOK) この2つは絶対に守りながら、辛抱強く音が出てくるのを待ちましょう。 ●楽器をつけた時に近い抵抗を作る● マウスピースそれ自体だけだと、抵抗が小さすぎて楽器をつけた時の状態とほど遠くなり、無理やり音を出そうとするなどの被害が出ます。 ですから、ある程度自分で抵抗を作ってやって練習する必要があります。 方法としては、(1)タオルや指でシャンクの先を少しふさぐ、(2)"berp(バープ)"を使用する(初級編か教本紹介のページ参照)、の二つがあります。 ●ノーアタックで吹く● ノーアタックとは、タンギングをしない音を出すことです。 一日の練習の始めからタンギングをしてしまうと、タンギングに頼って音を出すことになってしまいます。 タンギングに頼って音を出す唇を作ってしまうと、ppの発音ができなくなったり柔軟性が低くなったりしてしまいます。 それを避けて、反応のよい唇を作るために、一日の始めはノーアタックで唇の反応を確かめる練習が必要です。 |
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3.リップ・スラー |
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舌を動かすと、息の流れやすさが変わりますから、舌が動いても息の流れを維持しようと意識しましょう。 楽器のベルの先までしっかりと息が流れていることをイメージしましょう。 そして一番大事なポイントは、振動を止めないこと。ウォーミングアップでやったグリッサンドの感覚を思い出してください。 楽器でリップスラーをやる時も、グリッサンドの感覚で、振動を止めないようにつなげることが重要です。グリッサンドを瞬間的にやる感じです。 この感覚がわかると、ドとソがすぐ隣の音のように感じられるようになります。 |
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4.タンギング |
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タンギングをする時は、まず大前提としてスラーがあります。スラーで吹くときの息の流れ、のどの状態は変えてはいけません。 舌の動きだけに気をとられ、息が流れていなかったり、のどや声帯がスラーの時と変わってしまったりすることがあります。それなのにタンギングがうまくいかないと舌のせいにして舌のことばかり考えて・・・ということにならないようにしましょう。 スラーの時と同じじゃないと音は出ませんね。 |
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従って、説明としてはやや無責任にならざるを得ませんが、まずは、明確できれいなタンギングができるベストの位置は、自分で見つけるほかない、ということになります。 そして次の段階として、様々な種類のタンギングのニュアンスが出せるよう、色々な位置を試してみるしかありません。 |
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タンギングの基本は、テヌートのタンギングです。 息はロングトーンの時と同じように流れたままにします。そして舌はその流れに節目をつけてあげるだけです。 最初は、やわらかいタンギングでテヌートで、充分に練習しましょう。 |
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5.ロング・トーン |
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自分の理想の音を強くイメージしながら、響きを作っていきます。 歌う時のように、のどを充分に開くようにしましょう。「あくびののど」を言われるように、あくびをした時の状態のようにのどを開きましょう。 |
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基礎練の順序 |
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音を聴く |
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理論と実践 (頭で知っていることと実際に演奏すること) |
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休憩・考えて練習 |
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アンブシュア |
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音のイメージ |
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夢中になっている気持ち |
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Q&A よくある悩みと私なりの回答 |
| ■高音を出すには?■ |
| ■唇がバテないようにするには?■ |
| ■硬い音を柔らかくするには?■ |